東京メトロ銀座線で90年前の開業当時に使われていた車両をモチーフにした特別車両が導入されることになり、きょう、レトロな雰囲気の内部がお披露目されました。
　今回お披露目された特別車両は東洋で初めての地下鉄として開業した1927年からおよそ40年間走った車両がモデルです。車両の内装は開業当時のレトロな雰囲気を出すため木目調にし、手すりは真ちゅう色、座席は緑色で、つり革の持ち手の部分は当時の形状を採用しています。また車両に電源が供給されない時に点灯する予備灯も設置して、当時の車両の雰囲気が再現されているということです。東京メトロ・車両部設計課の松本耕輔課長は「よりお客さまに楽しんでもらいたいというところから特別仕様車にした。車内に入って、まず雰囲気を楽しんでいただければと考えている」と話しています。
　この特別車両は17日以降導入される予定で、通常ダイヤの中で運行されるほか、銀座線の上野－浅草間の開通90周年を記念したイベントなどで活用されるということです。

https://www.youtube.com/watch?v=ZmzGQ-ot3uE

東京地鐵將其中一列銀座綫1000系列車改裝成1927年通車時嘅樣貌